近年の地域スポーツに対する関心が高まっていることを受けて、パラスポーツにおいても、地域で自立した普及、発展に向けた活動が求められています。パラスポーツが家から出るきっかけになることもあります。
春から秋にかけて外出しやすい季節ではありますが、北海道においては、冬季の雪や寒さによって、障がいのある方の活動が制限される場面があります。特に札幌市では、降雪が多く、障がいのある方の外出機会の減少が課題とされています。また、子どもの運動不足は、障がいのある方にも当てはまり、パラスポーツがこのような課題解決に貢献できると考えています。
パラスポーツにおいて、よく見かけるパラリンピック競技は、そのごく一部です。障がいの重さに限らずできるスポーツがたくさんあります。しかしながら、スポーツを実施しようとする場面でサポートが必要な方が多くいることも事実です。
パラスポーツ指導員の専門性を活かして、地域に貢献することが当会の当面の理念となります。パラスポーツ指導員について知っていただけると幸いです。
一般社団法人札幌市パラスポーツ指導者協議会
代表理事 会長 佐藤 浩史